2015年04月07日

野虫の会なの。越冬アゲハ編

去年の12月に我が家のプチ温室で前蛹になり蛹になったナミアゲハが昨日無事に羽化して飛び立っていきました。キンカンを食べてスクスク育ったので呼び名はキンちゃんでした。(因みにキンちゃんは他にも沢山いた。

↓これ去年。
age1.jpg前蛹
age2.jpg1日半後の前蛹
age3.jpg
age4.jpg14日後の蛹
そしてそのままの姿で越冬。

先日の暖かい日に桜の下でナミアゲハを見かけました。モンシロチョウもようやく飛び始めたばかりなのに早いなぁと思っていたら、我が家の越冬アゲハもついに先日一匹羽化♪
春のアゲハチョウは淡い色合いで小さくってなんだか儚げ。。でも外に放すと元気よく羽ばたいて直ぐにお隣のハナミズキの花に留まっていました。
age5.jpg陽に映えて美しい。
age6.jpgそして羽化後の蛹。

女の子でしたね。まだ時期が早いから出会いは少なそうだけどいいパートナーを見つけて子孫をいっぱい残すんだよ〜。今日は雨だし寒いって天気予報が言ってたから心配なんだけど・・・。

他の子も無事羽化すると嬉しいなぁ。

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2014年10月11日

野虫の会なの?お守りを拾った編

近所をお散歩中に道の片隅で見つけたもの。
he1.jpgコレ。(病院前にて
え?つぶサマしか分からない?
つぶサマの足下右側に長く横たわる物があるのです。それは、、
he2.jpgヘビの抜殻(巻いてみた
頭から尻尾の先まで見事綺麗に残っている抜殻を見るのは初めてで、感動のあまり持ち帰ってしまいました。
ウチの近所で見られるヘビと言ったらアオダイショウくらいなのでコレもそうなのでしょう。約80cmです。ヘビは脱皮するとき顔とか口とかをどこかに引っ掛けて脱いでいくそうで、だから抜殻は裏返しなんだって。
he3.jpgつぶサマもビックリ
観察したあとは庭に放置しておきました。迷信とか信じないし、自然に帰した方がいいのかとおもって。
臭いが強いのか、犬達はフンフン鼻を動かして激しく臭っていましたが、ワタクシはよく分からなかったです。もう雨風に晒された後だったんでしょうかね。。


何故ヘビの抜殻がお守りなのか?
脱皮を繰り返す神秘的なヘビは再生や無限の象徴・繁栄のシンボルなんだそうで、そんな事から金運アップとかのお守りになったようです。お財布に入れるとお金が入ってくるって聞いたことがあるけど、ケースとかに入れないとホロホロと壊れてしまいそうですね。実際に持ち歩いてる人っているんだろうか。。
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2014年09月25日

野虫の会なの。珍百景☆サカサマのサナギ編

現在も我が家のミニ温室にはキアゲハの幼虫や前蛹や蛹がいる。
つい先日も2匹の終齢幼虫が前蛹になりましたが、そのうちの一匹が不思議ちゃんで笑ってしまった。

※まずはどこら辺にくっ付いてるのか全体の写真からご覧ください。
sakasa1.jpg
手前はランの鉢、奥のサッシ(赤い矢印の先)にくっ付いてます。
sakasa2.jpg寄ってみる。
sakasa3.jpgもっと寄ってみる。
sakasa4.jpgさらにアップ。
逆さまにくっ付いてるんです!
ひっくり返った前蛹なんて初めて見たので可愛いやら心配やら。帯糸が切れて宙ぶらりんとかではなく、きちんと帯糸も背中に回してあります。
器用だのぉ。
でもお尻は先端より少し腹の方がくっ付いてるみたいだから蛹化する時はさすがに落っこちちゃうんじゃないかな〜、と心配でしたが、


翌日。
sakasa5.jpg
奥のサッシに落ちずに蛹になってる。
sakasa6.jpg寄ってみる。
sakasa7.jpgもっと寄ってみる。
ちゃんと逆さまのまま綺麗な蛹になってます!
帯糸がちょっとズレて撓んでいるけど切れてはいないで、一応体の固定に一役買っているようです。お尻の方もちゃんとくっ付いてるし、安定しています。抜殻が上側にくっ付いてるのがまた微笑ましい。
ホントに器用だのぉ。
考えてみるとタテハチョウ達はぶら下がるタイプの蛹だし、チョウ界ではぶら下がりもありなのかも・・・アゲハチョウのくせにね。まぁ、自ら敢えての逆さまだし(?)このままそっと見守りたいと思います。(落っこちたら助けちゃうけどね〜。。

でも羽化した時に足場が無いといけないので周囲に割り箸をくっ付けたり・ランの鉢置いたりはしておこ〜っと。( ← 結局は心配で毎日観察中。。



おまけの不思議ちゃん。
ご飯の明日葉が少なかった日、隣のナミアゲハのご飯のミカンを食べているキアゲハくんがいました。そういう個体が何匹かいました。
fushi1.jpg
ワリと豪快に食べている。てっきりセリ科しか食べない物だと思っていたけど、結構臨機応変に生きているんだね。(でも明日葉の葉を入れたら明日葉に移動してた。
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2014年08月25日

野虫の会なの。続々々・キアゲハ子ら編 羽化その2

羽化の完全観察で来ました☆しかも2匹も☆フフフ〜♪
uka.jpg羽化後の子ら
そして羽化の瞬間はとっても可愛かったので。ちょっと羽化の続編、お付き合い下さい。


これは出る直前の蛹です。
uka0.jpg
もう本体と蛹の間に隙間が空いています。目とお尻の部分の隙間がよく分かりますね。
そしてたま〜にフルフルッと体を震わせていました。

そして。ペリッ・・ペリリッ・・と音を立ててついに
uka1.jpg「よいしょっ」
っと前足で蛹の前面の蓋を押開けるように出てきました。
uka3.jpg
uka4.jpg
uka5.jpg
uka6.jpg
ここまで1分。スルッと出て来る。
そして蛹からお尻が出る前に空っぽの蛹の中におしっこをジョ〜ッて出しちゃいます(要らない水分なんでしょう、外に出てからもチョイチョイおしっこ飛ばしますが、それほど出ては来なかったです。

まだお腹がデブデブですが、羽に体液を流し込んでいくに連れ、前翅・後翅と羽が伸びてくるのと平行して少しずつ痩せます。

30分もするとほぼ綺麗に羽が伸びます。
uka7.jpg
あ〜・も〜・すごいですね。あんなにシワシワでコンパクトに畳んで仕舞われていた羽がこんなに綺麗に伸びてしまうなんて。本当に素晴らしいです。神秘です。美しい。
感動いたしました。



ここでちょっと知ったかぶり雑学☆
蝶の舌(口吻)は一本じゃないって知ってた?
実は最初は2本なのでした!
下の写真をご覧あれ。
uka-kuchi.jpg
一本は口元に綺麗に丸まっているけれど、もう一本は足に引っ掛かってます。何度かクリクリ調整して二本とも綺麗に揃えて口元に持っていっていました。この後くっ付いて一本になるそうです。
蝶の舌はもとは幼虫のアゴ。なので初めは二本あるんだって。なるほど〜・スゴイね〜。


さらに今回見られた2匹がいい具合に男の子と女の子だったのでその違いをご紹介。
まずこの子らは夏型ですので、色はメスの方が濃くて大きめ、オスの方が薄くて小さめ、です。
そしてとっても分かりやすいお尻の写真。
メスのお尻は丸っこくてちょっと上向いてる
uka-mes2.jpg側面
uka-mes1.jpg腹面
オスのお尻は尖ってて下向いてる
uka-osu2.jpg側面
uka-osu1.jpg腹面


や〜。いいもの見られました。早起きは三文の得ですね。
キアゲハくん、充実の朝を有り難う。
ニックネーム dango at 22:49| ときどき野虫の会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月19日

野虫の会なの。続々・キアゲハの子ら編 羽化

いよいよその時がやって参りました〜。
美しい羽を広げて空へと舞い上がるのです。

蛹になって9日目と3時間のがん子ちゃんです。
gans1.jpg
この1時間くらい前から蛹の色が変わって中が見えはじめました。

さらにその3時間後のがん子ちゃんです。
gans2.jpg
蛹の下の羽模様がくっきりして、蛹の形が鳩胸っぽくなりました。

さらにその5時間後のがん子ちゃんです。
gams3.jpg
蛹のスタイルがキュキュッとスマートになって、腹の筋が伸びたカンジになりました。いよいよでしょう、夜明けを待ちます。

そしてそして〜!
その5時間後、朝8時に無事羽化☆
gans4.jpg
美しいです。蛹になって9日と16時間くらいで羽化しました。
出たてでお腹がデブ。この後おしっこをピュ〜っと出しましたよ。

羽を広げた姿は黄色が鮮やかで水彩画のようです。
gans6.jpg

実はそれと全く同時にミラクルちゃんも羽化。
gans5.jpgミラクルちゃんは割り箸なの。
嬉しいな〜。ダブルで。
だが実はダブルで・・・羽化の瞬間を見逃しました・・・。あまりに眠くてウトウトしてたらパパッと出ちゃってた。くっそぉぉぉ〜!
ナゼ?ナゼに肝心な所で??あまりに朝に弱いワタクシ。。自分を恨みまする。

羽化後のがん子ちゃん達を庭の花の側にそっと移したところ、2時間ほどジッとして羽をしっかり伸ばした後、フワリと旅立っていきました。
成虫の寿命は2週間〜長くて5週間くらい。
いいお相手を見つけて沢山卵を産むんだよ〜。里帰りしてくれてもいいのよ〜。


そして。
翌日やはり朝8時頃スマートくんも羽化しました。羽がシワシワの所から見てましたが羽化の瞬間をまた見逃してしまったのだった。。
うぬ〜・・またしても。。朝に弱すぎのワタクシ。。。
だがまだチャンスはあるのですっ!
温室の上部(みんな似た様なトコで蛹になる)の沢山の弟妹蛹達がいる!
sanagi.jpg
12匹の蛹達。一匹くらいはじっくり見てみたいですな。


因みに蛹の色は3タイプ。
ベージュと黒茶のシックな木目調タイプ
sanagi2.jpg
ややくすんだ黄色タイプ(コレが一番多かった
sanagi1.jpg
黄みがかった緑色タイプ
sanagi3.jpg

写真の蛹は蛹化から5日ほど経過したものです。どの蛹も蛹化した直後はどの蛹も優しい感じの黄色で綺麗でした。翌日もまだ出来立て感があってつるりと美しい印象。その後徐々に各色に変わっていくのが楽しみでした。今度の蛹は何タイプかな〜とか。



がん子ちゃんとその弟妹達は、ものすごい勢いで食べてガンガン成長して最短で大人になった気がします。いわゆる夏型といわれるキアゲハ。
蛹で越冬して春の初めにワタクシ達の目に留まる少し小振りな蝶達は春型といわれます。全体的に色が薄くて小さめで動きも活発ではないそうです。厳しい冬を乗り越えてきたからなぁ。
そしてその子供らや孫ら(と呼んでいいものか分からぬが)が、がん子ちゃん達夏型なんですね。色が濃くて大きい。確かにイモムシの時からムッチムチだったしな・・・。

そして。
今また新たに小さな2匹のキアゲハの幼虫を保護しておりますが、この2匹の成長は明らかに遅いです(卵から孵って15日経ってようやく終齢幼虫(とっても小さめ。気温の変化とかで成長過程を調節するんだろうねぇ、すごいなぁ。
でもまだまだ暑いし夏型なんだろう、と思う。ゆっくり成長を見守ろう。
ニックネーム dango at 18:01| ときどき野虫の会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする